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天災は

大雨,台風,地震とたいへんな状況を前にしては,たかがパソコンのハードディスクがクラッシュして起動しないことくらい,何ということはないのである。しかし,ある朝オフィスに来ていつものようにパソコンの電源を入れたら,真っ黒な画面に白い文字で Operating system not found とか出てそれっきり・・ となると,急速に周囲の音が遠ざかっていき,全身から血液が吸い取られていくかのように感じられ,何やらその文字が闇夜にうごめく骸骨の踊りのようにも見えてくるのも事実ではないだろうか。

最近,客先などで4件立て続けにハードディスクのクラッシュがあった。いずれも導入1年前後の比較的新しいマシンである。通常,機器の故障率は新品の時に高く,その後は低下し,ある程度の年月が経つと再び上昇する。「バスタブ曲線」といわれるU字型のグラフになる(シスアドの問題にあったような・・)。だからハードディスクの場合,導入1年後あたりは安定期のはずなのだが,なぜ故障が頻発するのだろうか。

「北朝鮮から毒電波が飛んでくるのだ」という説には明確な根拠がないが,ハードディスクに限らず,以前よりも機器の品質にばらつきが大きくなっているのは確かなようだ。先日購入した DELL のサーバ機の場合,購入2日目にして新品のキーボードが死んでしまった。

その昔,メイド・イン・ジャパンとは劣悪な品質の代名詞であり,それを死にものぐるいの努力を重ねて高品質の代名詞へと高めたわけだが,いまやコンピュータ部品のほとんどはメイド・イン・ジャパンではない。メイド・イン・マレーシアやメイド・イン・チャイナが高品質の代名詞となるその日まで,バックアップを怠ってはならないのである。

(注: もちろんその日は当分来ないだろうし,その日が来たとしてもやはりバックアップを怠ってはならないのである。念のため。)

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